長崎市網場町にある天満神社を参拝してきました。天満神社は天満宮や天神さん、菅原神社などと呼ばれることもあります。
この天満神社の社叢(神社の森)は市指定天然記念物になっています。
- 神社名:天満神社
- 社格:村社
- 創建:寛永三年(1626年)
- 鎮座地:長崎市網場町1-1
- 公式サイト:無
- TEL:無
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所:不明
- 御朱印:不明
- 駐車場:無
一の鳥居側に市指定天然記念物の看板がある
下の画像は天満神社一の鳥居です。この鳥居をくぐってすぐ左に天然記念物の説明看板があります。
平成元年に設置された看板は、文字が薄れて読みにくいので、下記に引用しておきます。
市指定天然記念物 網場天満神社の社叢
指定年月日 昭和53年3月20日
所有者天満神社ここの社叢を形成する樹林は、クスノキ・カゴノキ・スダジイ・アラカシ・ツバキ・ナナミノキなどの高木と、ハクサンボク・マサキ・クスドイゲ・クチナシなどの低木が主なものである。木本にも草本にも貴重な種類も、また巨木もない。
さて、長崎市には平地に社寺林がほとんどない。そのため、昔の長崎の自然林を推定する資料に乏しいことになる訳であるが、ここの社叢はその平地の自然林を推定できる貴重なもので、大切に保存すべきものである。長崎市教育委員会(平成元年3月設置)
市指定天然記念物 網場天満神社の社叢説明看板|網場天満神社
確かに境内は樹木が沢山で森感ただよいます。
この辺りは埋め立て地ですが、グーグルマップの航空写真で確認すると、神社は小高い森の上に鎮西していることが分かります。
埋め立て前の神社は、島に鎮座する神社だったと思われます。
▲埋め立て前の神社は、島に鎮座する神社だったと思われる
それでは参道の階段を登って拝殿へ向かいます。
海の町なので恵比寿様がいる
網場町は海の町なので参道や境内に恵比寿様がいます。
下の画像は参道の途中にいる恵比寿様です。
拝殿の左側面にも恵比寿様がいます。こちらの恵比寿様はもともと屋根についていた物で、改築したときにこちらへ降ろして祀ってあるようです。拝殿の壁には「大正八年九月改築」と書かれています。
海の町という感じがします。
拝殿で参拝する
恵比寿様が登場しましたが、ここは菅原道真公を祀る天満神社です。天満神社と言えば撫牛。
もちろんここにも撫牛がいます。
手水舎で身を清めて拝殿へ向かいます。手水舎は割合あたらしく綺麗です。
お賽銭は拝殿の扉に開けられた小窓から入れるスタイルです。
境内には稲荷社などもあるので探してみてください。
天満神社の参拝と取材のまとめ
天満神社の参拝と取材のまとめです。
- 天満神社の社叢(神社の森)は市指定天然記念物になっている
- 埋め立て前の神社は、島に鎮座する神社だったと思われる
- 参道や境内に恵比寿様がいる
昔は神社の周りが海だったのかな?と想像しながら参拝すると楽しいかも。
是非、参拝してみてください。
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