金刀比羅神社は金毘羅山の中腹にある神社で、山頂には金刀比羅神社上宮があり、上宮からは長崎市内を一望することができます。
また、境内にはもみじが生い茂り、秋には紅葉がとてもきれいです。
そんな景色と紅葉がきれいな金刀比羅神社に行ってきました。
ユニークな狛犬も必見です。
取材日:2020/10/31
- 神社名:金刀比羅神社
- 社格:(未調査)
- 創建:明治元年(1868年)
- 鎮座地:長崎市西山1-938
- 公式サイト:無
- TEL:0958267661
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所:有
- 御朱印:有(書置き)
- 駐車場:無
金刀比羅神社の一の鳥居は突然現れる
金刀比羅神社へ向かうには、路面電車だと「諏訪神社」が最寄の電停ですが、そこから金刀比羅神社の拝殿までは徒歩38分ほどあるのでバス移動がおすすめです。
(金刀比羅神社に専用駐輪場はありません。)
金刀比羅神社の最寄りバス停は「東高下」ですが、そこで下車すると唐突に一の鳥居が現れます。
一の鳥居がもとからあり、住宅があとから出来たのだろうなといった感じです。
ここから、下の画像中央の道を進むと二の鳥居が現れます。
二の鳥居から拝殿までは、登り階段が続きます。
特に拝殿から先の上宮まで行く場合、登山道になるので歩きやすい服装と靴をおすすめします。
飲み物は自動販売機などもないので、あらかじめ準備しておきましょう。
ちなみに、所要時間は下記程度です。
- 東高下バス停→拝殿:15分
- 拝殿→上宮:25分
鳥居の雰囲気がいい
二の鳥居からの階段を登り終えると山を削って作られた参道があらわれ、そこに鳥居も建てられています。
なにやら神秘的で雰囲気がいいです。
削った土はいったいどこへ行ったんだという感じですが、そこまでして山を切り開いたと思うと、感慨深いものがあります。
拝殿の周りは紅葉などがあるので紅葉がとても綺麗らしい
金刀比羅神社の拝殿は下の画像のような感じです。
なんとも金がたまりそうな暖簾がかかってますが、金刀比羅神社の主なご利益は「安産」「学業成就」「商売繁盛」「海上安全」「大漁」などです。
拝殿や本殿のあたりにはもみじが沢山あり紅葉が綺麗だそうです。
宮司さんにお話しを伺うと通常であれば毎年11月20日頃から紅葉の見ごろを迎えるとのことです。
金比羅山には天孫降臨の伝説がある
金刀比羅神社の拝殿側に由緒書きがあるのですが、これによると金刀比羅神社がある金比羅山は、古くは瓊杵山(いぎやま)や崇獄(たかだけ)とよばれ、天孫降臨の伝説があるそうです。
天孫降臨といえば宮崎県の高千穂が有名ですがここ長崎がもしかしたら天孫降臨の地かもしれません。
いや、もしかしたら天孫降臨は一か所と思い込んでますが、何か所かに降臨していてもいいのかもしれません。
拝殿から少し戻って「長崎金星観測碑・観測台」と「長崎三井琴平神社」へ
拝殿から少し戻るかたちになりますが、せっかく金刀比羅神社へきたなら「長崎金星観測碑・観測台」と「長崎三井琴平神社」は見ておきたいところ。
「長崎金星観測碑・観測台」は拝殿からすこし戻って脇道へそれて5分ほどあるいたところにあります。
途中案内の看板もあるのでわかると思います。
「長崎金星観測碑・観測台」は県指定史跡になっているようです。
画像のようなモニュメントもあります。
「長崎金星観測碑・観測台」へ向かう途中に「長崎三井琴平神社」もあります。
この神社は後の井物産株式会社の寄進により建立された神社で、狛犬のすがたが面白いので見た頂きたいスポットです。
表情から立ち姿までとにかくインパクト大です。
ちなみに拝殿の様子は下の画像をごらんください。
金刀比羅神社の拝殿から上宮へ向かう
金刀比羅神社には金毘羅山の山頂に上宮があります。
せっかくなので上宮を目指します。
上宮までは登山道になっていて、わたしが歩いたときは10組程度の上宮参拝者とすれ違い、上宮の拝殿(山頂)にはわたしを含めて4組ほどがいました。
思っていたより上宮への参拝者は多い印象です。
参考に金刀比羅神社拝殿から上宮までの画像を貼り付けておきます。
上宮の鳥居から奥へ進むと拝殿があります。
金刀比羅神社上宮からの景色
金刀比羅神社の上宮は金毘羅山の山頂に位置しているのでとにかく景色が抜群です。
金刀比羅神社上宮である金比羅山の山頂からは長崎市内が一望でき、とても景色がいいので是非一度足を運んでほしい場所です。
金刀比羅神社の参拝と取材のまとめ
金刀比羅神社は金比羅山の山頂に上宮があり、そこから見る長崎市内の景色が抜群なのでぜひ一度足を運んでほしい神社です。
また、境内にはもみじが沢山あり紅葉シーズンにも訪れたいところです。
景色と紅葉がきれいな金刀比羅神社へ是非一度足を運んではいかがでしょうか?
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