間近に竜踊の竜が見れる!滑石太神宮を参拝

滑石太神宮_鳥居 参拝記事

滑石町にある滑石太神宮を参拝してきました。

滑石町では毎年10月10日以降の日曜日に「滑石くんち」が行われ、市指定無形民俗文化財の滑石竜踊が奉納されます。

演技中の竜は数メートル離れたところからしか見ることはできませんが、ここ滑石太神宮は竜の保管場所となっていて、その保管庫はガラス張りなので竜を間近にみることができる穴場スポットです。

  • 神社名:滑石大神宮
  • 社格:不明
  • 創建:万治3年(1660年)
  • 鎮座地:長崎市滑石6丁目1-11
  • 公式サイト:無
  • TEL:不明
  • 参拝可能時間:24時間
  • 社務所:有
  • 御朱印:有
  • 駐車場:有

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「滑石“大”神宮」ではなく「滑石“太”神宮」

「滑石大神宮」ではなく「滑石“太”神宮」と書きます。読みはどちらも「ナメシダイジングウ」です。

滑石大神宮_鳥居▲「滑石大神宮」ではなく「滑石“太”神宮」と書く

大神宮(太神宮)は天照大神を祀る宮に付けられる名称で、滑石太神宮も天照大神を祀っています。

それでは参道を進んで拝殿へ向かいましょう。

参道途中にある手水舎の雰囲気がいい

参道は樹木が生い茂っています。木のトンネルっぽくなっているので倒木・落枝に対する注意看板が設置してあります。

滑石大神宮_参道▲倒木・落枝に対する注意看板が設置してある

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参道を進むと左手に手水舎があらわれます。この手水舎は石積みから染み出る湧き水が使われていて雰囲気がいい感じです。

滑石大神宮_手水舎

滑石大神宮_手水舎▲手水舎は石積みから染み出る湧き水が使われていて雰囲気がいい

拝殿横にも手水舎はありますが、ここで清めるのがおすすめです。

拝殿で参拝

拝殿で参拝するため、手水舎から先に進みましょう。参道は登り階段がつづきますが緑に囲まれ木漏れ日が美しいです。

滑石大神宮_参道▲参道は登り階段がつづく

拝殿へやってきました。

拝殿幕の神紋は見どころのひとつで、中心に「”太”神宮」の「太」が書かれています。

滑石大神宮_拝殿▲拝殿幕の神紋は中心に「”太”神宮」の「太」が書かれている

拝殿の左には社務所があるので、御朱印などがほしい人はここでいただいてください。ちなみに私が参拝した日は不在で、御朱印をいただけませんでした。

滑石大神宮_社務所▲拝殿左にある社務所

一方、拝殿右には竜踊の竜が保管されているので見てほしいところです。

滑石太神宮は竜踊の竜を間近に見れる穴場スポット

竜踊の竜が保管されているところが下の画像です。

滑石大神宮_竜踊

竜踊りの由来について書かれているので引用しておきます。

竜由来

元禄2年、本篭町の隣接する唐人屋敷に、唐人たちは、毎年三月上元の日(15)日に蛇踊りを催した。
唐人屋敷内で行われる蛇踊りを本篭町の人たちが見習い、これを諏訪神事奉納踊りとした。
唐人たちは色々と衣裳や楽器、小道具など入用品を寄附した。そして本篭町に在住する多くの町衆たちによって龍踊りが伝承された。明治10年に滑石大神宮の氏子である農民が雨ごいして今日に至っている。勇壮絢爛な龍踊りは、龍頭から龍尾まで10名の龍使いと、玉使い1名の計11名で構成され、大変な重労働なので交替がひかえている。また、蛇踊りは団体演技で出演者の気持ちが一致しないとできる芸ではない。使い手の正確や気質が龍体にそのまま表われ、特に龍頭の使い手によってさまざまの”龍踊り”をみることが出来る。

引用:滑石太神宮竜由来

龍の仕様は次のように紹介されてます。

  • 全長:20メートル
  • 重量:200kg
  • 頭髪:馬のしっぽの毛2頭分
  • 鱗(ウロコ):7000枚~9000枚

龍は10人で操るので単純計算一人当たり20kgです。なかなか大変な演技ですね。

滑石大神宮_竜踊▲滑石太神宮に保管されている龍

ガラス越しですがこれくらい間近に龍を見ることができます。近くで見たい人にはおすすめのスポットが滑石太神宮です。

滑石太神宮の参拝と取材のまとめ

滑石太神宮の参拝と取材のまとめです。

  • 滑石太神宮は竜の保管場所なので竜を間近にみることができる穴場スポット
  • 手水舎は石積みから染み出る湧き水が使われていて雰囲気がいい
  • 拝殿幕の神紋は見どころのひとつで、中心に「”太”神宮」の「太」が書かれている

毎年10月10日以降の日曜日に行われる「滑石くんち」では動く竜をみることが出来ます。

是非、参拝してみてください。

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