長崎市内で神社といえば鎮西大社諏訪神社が思いだされます。
理由は明瞭で、長崎市内最大級のお祭り「長崎くんち」を例大祭として行っているのがここ、鎮西大社諏訪神社だからです。
当サイト初取材として鎮西大社諏訪神社(以下:諏訪神社)を参拝します。
- 神社名:鎮西大社 諏訪神社
- 社格:国弊中社
- 創建:寛永2年(1625)
- 鎮座地:長崎市上西山町18番地15号
- 公式サイト:https://www.osuwasan.jp
- TEL:0958240445
- 参拝可能時間:24時間
- 社務所:有(受付7:30~17:30)
- 御朱印:有
- 駐車場:有(無料)
鎮西大社諏訪神社の参道を行く
参道を前にするとまず大きな鳥居が目に飛び込んできます。
諏訪神社は参道から拝殿までこのような大きな鳥居が立ち並び、参道の中腹には狛犬も鎮座してます。
この鳥居からも諏訪神社の規模をうかがい知ることが出来ます。
▲参道には大きな鳥居が立ち並ぶ。
祓戸神社で身と心を清める
狛犬からさらに少し進むと進行方向の左手側に小規模な神社がでてきます。
この神社は「祓戸神社」といい、御本殿を参拝する前に身と心を清める神社です。
この祓戸神社をまず参拝して、御本殿へ向かうことが諏訪神社での正式な参拝作法と言えそうです。
祓戸神社
祭日 六月三十日・十二月三十一日
もろもろの罪穢を祓い清めて下さる神様です。先ずここにお参りし、身も心も清浄にして御本殿にお参りしましょう。
長崎くんちに思いを馳せる
祓戸神社から進むとすこし開けた場所に行きつきます。
ここは例大祭である長崎くんちで奉納踊りなどが披露される場所です。
▲この広場で長崎くんちの奉納踊りなどが披露される。
長崎くんち当日は、桟敷席なども設けられとても賑わいます。
ここの桟敷席で長崎くんちを見ることは長崎市民ではある種のステータスといえるかもしれません。
ここを過ぎるといよいよ拝殿が見えてきます。
拝殿で参拝したらひと休み
拝殿そばの階段には狛犬が鎮座します。
右側の狛犬のそばには国家にもでてくる「さざれ石」が奉納されていて間近に見ることができます。
参拝を済ませて御朱印をいただきましょう。
下の画像左側に社務所があり、御朱印はここで頂くことができます。
▲諏訪神社の拝殿。狛犬が鎮座している。右手には「さざれ石」が奉納されている。左手には社務所があり、御朱印はここでいただく。
さらに社務所のそばには休憩所もあり、ここではソフトクリームやなんとビールもいただくことができるようです。
▲休憩所の窓にはソフトクリームに並んでなんとビールの文字!
諏訪神社の参道は登り階段がつづくのでここでひと休みするのもおすすめです。
隣接する長崎公園を散策
拝殿を左へ進むと隣接する「長崎公園」に行けます。
ここでは日本最古の装飾用噴水をみることができます。
長崎公園の噴水
この噴水は、明治11年出版の「長崎諏方御社之図」を基に復元したもので、公園等での装飾用噴水としては、日本で最も古いものといわれています。
夏にはこの噴水を見ながら涼むのもよさそうです。
そして噴水のそばには、ぼた餅で有名な「月見茶屋」があります。
▲長崎公園内にはぼた餅で有名な「月見茶屋」がある。
月見茶屋のぼた餅を食べて参拝を終わらせるのもいいですね。
うどんや蕎麦もあるのでお昼時にいくのもおすすめ。
まとめ
諏訪神社は敷地面積がとても広く、まだまだ見どころが沢山あり、訪れるたびに新しい発見がある神社です。
本記事ではすべて紹介しきれないので是非なんども足を運んでほしい神社です。
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